子どもと遊ぶ箱庭
箱庭コミュニケーション
ある!ある!子どもの問題点
● 子どもがいつもソワソワ、立ち歩く。 ● 自分の言いたいことだけを言う。やりたいことだけをする。 ● すぐにキレてしまう。(何がきっかけなのかわからない) ● 話せないのか、話さないのかわからない。 ● 友だちの中に入れず、孤立してしまう。
箱庭を通したコミュニケーションで、子どもの笑顔を取り戻す
子どもは、言葉で言えない気持ちや考えを箱庭に表現し、作った箱庭を通して少しずつ話し始めます。
大人は子どもの心に寄り添いながら、静かに見守ってください。箱庭に表現された子どもの心に共感することで、子どもへの理解度が深くなり、子どもの心の調和を図ることができるようになってきます。
箱庭を使ったコミュニケーションで、子どもの笑顔を体験してください!
箱庭をはさんで、こんなコミュニケーションが生まれます
掲載の作品は実際にあった事例ですが、内容を編集してあります。
箱庭を挟んでのコミュニケーションの一例として、ご参考下さい。
クラスになじめない
先 生:恐竜がいるんだね。
子ども:うん。いじわるをしてくる子がいるんだけど、恐竜はその子なんだ。でも、柵があって仲間(動物)もいるから、恐竜は入ってこれないんだ。
先 生:それなら安心だね。
子ども:うん!
学校に行きたくない
先 生:これはどんな場面かな。
子ども:いつも学校でひとりになることが多いんだ。でも橋を渡れば、いつでも家に帰って家族のみんなに会えるんだよ。
先 生:そうか、橋があってよかったね。
子ども:そうなんだ。
コミュニケーションに課題がある
先 生:乗り物がたくさんあるね。
子ども:うん、この金色の車はね、四輪駆動車なんだ! 排気量は3000ccあって馬力があるよ。この車に搭載されているナビゲーションはね…(楽しそうにたくさん話す)
先 生:すごいねー。(心の声:この子は乗り物の話題だと嬉しそうに話してくれるな、今度、乗り物のイラストで算数の計算問題を作ってみようかしら。)